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[おうちでカフェレシピ_09]おつまみに、ピリから中華風肉みそ
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- 2020.08.10

ゆっくりしたり、おいしいごはんを食べたり、友達と話したりして元気になってもらえたら嬉しいなぁと思いながら日々カフェを営業しています。
カフェに来ていただけるのは嬉しいのはもちろんのこと、ご自宅でも日々私たちのお店でお出ししているごはんやおやつを楽しんでもらえたらなぁと思い、お店のレシピをお届けしています。
題して「おうちでカフェレシピ」
みなさまのおうち時間が楽しいものとなりますように。今回は第9回目
夏にぴったり!ビールによく合うおつまみ
ピリ辛中華風肉みそ
長い梅雨が明け、暑い暑い夏がやってきました!ビールがおいしい季節!なので今回はビールのおつまみにささっとできるレシピをご紹介です。おつまみはもちろん、ごはんにのっけてもよし、トーストにしてもよし、そうめんの具なんかにもできます。レタスで巻いて食べるのも楽しそうそんな万能な肉みそなので多めに作っていろんな料理にぜひアレンジして楽しんでください。冷蔵で3日、冷凍だと1か月は保存できます。(しっかり冷まして、清潔な容器で保存してくださいね)
甜麵醬(テンメンジャン)、豆板醤(トウバンシャン)、コチュジャンの違いってなに?
今回の肉みそは中華風のレシピなので、甜麵醬と豆板醤を使います。
ご家庭の冷蔵庫にはもしかしたらまだある方も少ないかもしれないのですが、どの調味料も中華料理には欠かせないのはもちろん、どれもお味がよくどんな料理に入れてもいい味を出してくれるのであって困るものではないと思います。使ったことがない人にもぜひ一度使ってみてほしい調味料たちです。スーパーにいけばどれも手に入ると思います。
ちなみに、テンメンジャン、トウバンジャン、コチュジャンってなんだか耳にすることは多いですがどれがなんなのか、どう違うのかってよくわからないですよね…私も長年なんとなくで生きて参りました笑
今回はその違いも少しだけご説明
■甜麵醬(テンメンジャン)
中華料理で使われる調味料で、甜(甘い)麵(小麦)醬(大豆)。一言でいうと甘いお味噌。辛みはありません。ジャージャー麺や、回鍋肉(ホイコーロー)、麻婆豆腐なんかにも使われています。
■豆板醤(トウバンジャン)
こちらも中華料理で使われます。主原料は唐辛子のそら豆。ピリッと辛さのある調味料です。麻婆豆腐や、担々麺、エビチリなど多くの中華料理に入っていて、欠かせない調味料。料理の中で使われるほか、日本のワサビやからしのように卓上の薬味としても使われます。
■コチュジャン
こちらは韓国の調味料。主原料はもち米麹と唐辛子。辛さのある調味料ですが、豆板醤に比べ甘みやコクがあります。日本でなじみがあるのはビビンバなどに使われています。ナムルなんかにも入っています。
■まとめ
甜麵醬は甘い味噌、豆板醤は辛い味噌、コチュジャンは韓国の辛い味噌。とざっくりとはこんな感じでよいのかな、と思います。どれもとってもおいしい調味料です。うまく使えば料理の幅がひろがること間違いなしです。
ピリ辛中華風肉みそ
●材料
豚ミンチ…150g
玉ねぎ…小玉1/4玉
おろしにんにく…小さじ1(にんにくチューブでもOK)
Ⓐ甜麵醬…小さじ2
Ⓐ豆板醤…小さじ1
Ⓐ酒…小さじ1と1/2
Ⓐオイスターソース…小さじ1
Ⓐ鶏ガラスープの素…ひとつまみ
Ⓐきび砂糖…少々(上白糖でもOK)
●作り方
①玉ねぎをみじん切りにする。Ⓐの調味料を合わせておく。
②熱したフライパンを中火にして油(分量外)とにんにくをいれ香りが出るまで炒める(炒めすぎるとにんにくが焦げるので軽く)
③②に豚ミンチと玉ねぎを入れミンチがぽろぽろになるくらいまで混ぜながら軽く炒める
④Ⓐの調味料を加え、中火のまま火にかけ水分を飛ばす。途中焦げないように混ぜてください。しっかり火がとおり水分がなくなったら出来上がり。

今日も一日おつかれさまでした。いただきまーす!
※「おうちでカフェレシピ」はお店のレシピをおうちで作りやすい材料や分量にすこしアレンジしています。