FOOD
今も続く、天然醸造の醤油作り
調味料: 丸秀醤油(佐賀市高木瀬)




カフェで作るごはんに使っている丸秀さんのお醤油やお味噌、麹
佐賀高木瀬にある明治34年創業、100年続くお醤油屋さん「丸秀醤油」
「急がず、無理をせず、永く独自の味わいを育て、このすばらしい日本伝統の醤油を次の時代へと引き継いでいきたい。」という思いのもと
「天然醸造」という作り方で、熟成に2年もの月日がかかる方法で、麹や微生物、目に見えない生き物と季節の気温の変化とともに醤油を作っていく。
お醤油の醸造されている蔵には無数の微生物が住んでいて、気温が高い夏によく働き、お醤油を発酵させて、寒い冬はゆっくりと熟成されていく。丸秀さんの作り方は、菌たちに頑張ってもらったり休んでもらうために環境を整えてあげる、菌に合わせた作り方。
お話を伺う中で「蔵を建て替えたいという気持ちもあるんですけど、微生物たちが住んでくれてるんでそう簡単にもいかないんですよねぇ。」と話されていて酵母や麹、微生物と目には見えない生き物達も立派で優秀な丸秀醤油さんの社員に思えました。