FOOD
明治三十年創業のこだわりの小城羊羹
小城羊羹: むら雲堂

「小城羊羹の歴史」
日本が昔鎖国していた時代、海外との唯一の窓口だった出島(長崎)そこに荷揚げされた砂糖は佐賀を通り東京や大阪に運ばれました。その道を長崎街道といい、砂糖と同時に海外のお菓子やお菓子つくりの技法も多く伝わり、そんないきさつから長崎街道は別名「シュガーロード」と呼ばれています。
長崎街道が通っていた小城では羊羹が栄えていまの小城羊羹となっていきました。
明治30年後期(西暦1900年頃)創業むら雲堂
そんな羊羹のさと小城で初代深川弥三郎さんが明治30年後期にはじめたのがむら雲堂さんです。
むら雲の羊羹
その壱_独自の深練りの製法による「もっちり」とした食感
その弐_自家製によるまろやかな餡(生地)づくり
その参_最高級の大納言小豆をさらに手選びにて使用
昔から変わらない独自の製法を守りながら丁寧に羊羹づくりをされているむら雲堂さんの羊羹は
しっとりもっちりしていてくちどけがとても良いです。そして甘さは強すぎずきちんの豆の味が活かされています。


お家で羊羹タイム

羊羹は、佐賀では贈り物にお持たせに大活躍するお菓子かなぁと思います。
贈り物にはもちろんなのですが、お家での3時のおやつの時間に羊羹って実はとてもおすすめしたい。
羊羹にあわせる飲み物は緑茶が一般的だと思います。ですが皆様、実は意外とコーヒーとの相性も抜群です。羊羹の甘さとコーヒーの苦みはおどろくほどにマッチします。
お昼も過ぎて、少し小腹が空いてくる昼下がりに、コーヒーを淹れて、すこし羊羹を切って、3時のおやつを楽しんでみてください。(もちろん緑茶は言うまでもなくですよー。)